章テスト
章テスト:写像と濃度
この テストで たしかめる こと
- 写像・関係・濃度をつかいこなせるかたしかめる
この章テストに合格したら、現代数学の共通語——集合と写像の言葉はマスター。解析の厳密化(A6)へ進む準備は万全だ!
S3「写像と濃度」の章テストだよ。
テスト
Q1
きほん
実数から実数への f(x) = 5x − 2 は?
かいせつ5x − 2 = 5x′ − 2 なら x = x′——かぶらないから単射。どんな y にも x = (y + 2)/5 から届くから全射。両方みたすので全単射。
Q2
きほん
f(x) = x + 3、g(x) = 2x のとき (g∘f)(2) = ?
かいせつg∘f は「fしてからg」——先に内側の f が働く。f(2) = 2 + 3 = 5、つづけて g(5) = 2 × 5 = 10。
Q3
きほん
f(x) = 2x + 1 の f⁻¹(9) = ?
かいせつf⁻¹(9) は f(a) = 9 となる a のこと。2a + 1 = 9 を解くと a = 4。検算:f(4) = 2 × 4 + 1 = 9 で確かに戻る。
Q4
ふつう
同値関係の3条件は?
かいせつ反射律(a 〜 a)・対称律(a 〜 b なら b 〜 a)・推移律(a 〜 b かつ b 〜 c なら a 〜 c)の3つ。この3条件が、集合をもれなく重複なく類別できるための骨格になる。
Q5
ふつう
38 ≡ □ (mod 7)。□は?
かいせつ38 = 7 × 5 + 3 だから、38を7でわった余りは3。よって 38 ≡ 3 (mod 7)。
Q6
ふつう
mod 4 の同値類はいくつ?
個
かいせつmod 4 は「4でわった余りが同じ」で仕分けるから、余り0〜余り3の4つの同値類に分かれる。
Q7
ふつう
整数の集合の濃度は?
かいせつ0, 1, −1, 2, −2, … と交互に並べれば整数はもれなく一列になる——自然数と全単射がつくから可算。
Q8
チャレンジ
実数が非可算であることを示した論法は?
かいせつカントールの対角線論法。実数を一列に並べたと仮定し、対角線の桁をぜんぶ変えた新しい数を作ると、どの行とも必ずちがう——矛盾が生じるので実数は非可算。
Q9
チャレンジ
逆写像を持つのは?
かいせつ逆向きにたどるには、かぶらない(単射)と届き切る(全射)の両方が要る。単射でも全射でなければ「戻り先がない要素」が終域に残り、写像として定義できない——逆写像を持つのは全単射だけ。
もっと れんしゅう
ボタンを おすと、あたらしい もんだいが でて くるよ。なんかいでも れんしゅう できるよ。
章テスト クリア! すばらしい!