章テスト
章テスト:ベクトル解析
この テストで たしかめる こと
- ベクトル場・線積分・面積分・積分定理をつかいこなせるかたしかめる
この章テストに合格したら、場の解析は一通り手の中。複素解析(A10)——解析ルート最後の楽園へ!
A9「ベクトル解析」の章テストだよ。
テスト
Q1
きほん
F = (4x, 3y) の div F = ?
かいせつdiv F = ∂(4x)/∂x + ∂(3y)/∂y = 4 + 3 = 7。「x成分をxで、y成分をyで」微分してたす。
Q2
きほん
F = (−3y, 2x) の rot F = ?
かいせつrot F = ∂F₂/∂x − ∂F₁/∂y = 2 − (−3) = 5。∂F₁/∂y = −3 を引くので符号が反転する——たすき掛けの差の引き算に注意。
Q3
きほん
なめらかな関数の勾配場の rot は?
かいせつrot(∇f) = ∂²f/∂x∂y − ∂²f/∂y∂x で、なめらかな関数では偏微分の順序交換により差はつねに 0。したがって勾配場は渦なし。逆に渦なしの場から大域的なポテンシャルを得るには、単連結性など領域についての条件も必要だ。
Q4
ふつう
F = ∇f、f = xy で (0,0)→(4,2) の線積分は?
かいせつ勾配場の線積分は端点だけで決まる:∫∇f・dr = f(4, 2) − f(0, 0) = 4 × 2 − 0 = 8。途中の道は効かない。
Q5
ふつう
流れ (0, 0, 5) が水平な面積3の板を貫く流束は?
かいせつ水平な板の法線は真上 n = (0, 0, 1) で、F・n = 5 がどこでも一定。Φ = 5 × 3 = 15——流速×面積だ。
Q6
ふつう
rot F = 2、面積 π の円の縁での線積分は □π。□は?
かいせつグリーンの定理より 線積分 = ∬rot F dxdy = rot × 面積 = 2 × π = 2π。
Q7
チャレンジ
F = (x, y, z) の単位球面での流束は □π。□は?
かいせつ単位球面上では F は外向き法線と同じ向きで F・n = |F| = 1、表面積 4π をかけて 4π。発散定理で div F = 3 × 体積 (4/3)π と計算しても同じ 4π になる。
Q8
チャレンジ
「縁の積分=中身の微分の積分」の3次元版(流束)は?
かいせつ閉曲面の流束 = 中身の div の体積積分(∭div dV)を結ぶのが発散定理(ガウス)。グリーンの定理は平面の閉曲線での2次元版で、流束を扱う3次元版が発散定理だ。
もっと れんしゅう
ボタンを おすと、あたらしい もんだいが でて くるよ。なんかいでも れんしゅう できるよ。
章テスト クリア! すばらしい!