ステップ G3-2-3
証明の 書きかた
この ページで まなぶ こと
- 仮定と結論を区別し、根拠つきの証明文を書けるようになる
証明は「仮定 → (根拠つきの推論)→ 結論」の一本道。図形では、合同を示してから「合同な図形の対応する辺・角は等しい」で仕上げる型が頻出。
証明文の骨格
図形の証明は、自由作文ではなく型のある文章だ。
- 仮定(わかっていること)と結論(示したいこと)をはっきりさせる
- 仮定から出発して、一歩ごとに根拠(合同条件、対頂角、平行線の性質…)を添えて進む
- 結論にたどり着いたら終わり
実際に書いてみる
問題:線分ABとCDがそれぞれの中点Oで交わっている。このとき AC = BD であることを証明せよ。
仮定:AO = BO、CO = DO 結論:AC = BD
証明:△AOCと△BODにおいて、
- AO = BO(仮定)
- CO = DO(仮定)
- ∠AOC = ∠BOD(対頂角は等しい)
よって、2組の辺とその間の角がそれぞれ等しいから、
\[\triangle AOC \equiv \triangle BOD\]合同な図形の対応する辺は等しいから、AC = BD。∎
型のポイント
- 「△〇〇と△〇〇において」で始め、等しい要素を根拠つきで3つ列挙する
- 3つそろったら合同条件の名前を宣言して ≡ を結論する
- 最後は「合同な図形の対応する辺(角)は等しい」で目的の等式へ
対頂角の性質(自分で証明した!)が、ここでは根拠として一行で使える。一度証明したことは、以後は道具になる——数学の建築はこうして高くなっていくんだ。
れんしゅう
Q1
きほん
証明で「仮定」とは?
Q2
きほん
上の証明で∠AOC = ∠BODの根拠は?
Q3
ふつう
合同を示したあと、AC = BD を結論するときの決まり文句は?
Q4
ふつう
証明の中で使ってよい根拠は?
Q5
チャレンジ
合同条件を宣言して ≡ を結論する前に、証明文で必ずしておくべきことは?
もっと れんしゅう
ボタンを おすと、あたらしい もんだいが でて くるよ。なんかいでも れんしゅう できるよ。
クリア! よく できました!