ステップ G3-9-2
錐と 球の 計量
この ページで まなぶ こと
- 角錐・円錐の体積(底面積×高さ÷3)と球の体積・表面積を使えるようになる
錐の体積は同じ底面・高さの柱の1/3。球の体積は 4/3πr³、表面積は 4πr²。1/3や4/3の根拠は積分(A5章)で明かされる。
錐 — とがった立体
底面から1点(頂点)に向かってとがる立体が錐(すい)。底面が多角形なら角錐、円なら円錐だ。
\[錐の体積 = 底面積 \times 高さ \times \frac{1}{3}\]同じ底面・同じ高さの柱のちょうど 1/3。円錐の容器で水をくんで円柱の容器に注ぐと、きっかり3杯で満タンになる——実験でも確かめられる。
なぜ1/3なのかは、実はここまでの道具では証明しきれない。正確な理由は積分(A5章「積分の応用」)が教えてくれる。いまは「3杯でぴったり」を事実として使い、伏線として覚えておこう。
例1 :底面の半径3cm、高さ4cmの円錐の体積は、9π × 4 ÷ 3 = 12π ≈ 37.68cm³(円周率3.14で)。
球 — 完全な立体
中心から等距離の点全体がつくる立体が球。半径 r の球について——
\[体積 = \frac{4}{3}\pi r^3 \qquad 表面積 = 4\pi r^2\]こちらの公式も、根拠づけは積分の楽しみに取っておく。おもしろい覚え方をひとつ:球がぴったり入る円柱(半径r、高さ2r)と比べると、球の体積は円柱の2/3。この美しい比を発見したアルキメデスは、墓石に球と円柱の図を刻ませたと伝えられているよ。
例2 :半径3cmの球の体積は 4/3 × π × 27 = 36π ≈ 113.04cm³。表面積は 4π × 9 = 36π ≈ 113.04cm²。半径3のときだけ、体積と表面積の数値が一致する偶然も味わい深い。
れんしゅう
底面積30cm²、高さ6cmの四角錐の体積は何cm³?
同じ底面・同じ高さの円柱と円錐。円柱の体積は円錐の何倍?
底面の半径6cm、高さ5cmの円錐の体積は □π cm³。□は?
半径3cmの球の体積は □π cm³。□は?
半径5cmの球の表面積は □π cm²。□は?
たて3cm・よこ4cm・高さ12cmの直方体の、いちばん長い対角線は何cm?
もっと れんしゅう
ボタンを おすと、あたらしい もんだいが でて くるよ。なんかいでも れんしゅう できるよ。
クリア! よく できました!