ステップ G3-3-2
直角三角形の 合同条件
この ページで まなぶ こと
- 直角三角形専用の合同条件2つを使えるようになる
直角三角形どうしなら「斜辺と1つの鋭角」または「斜辺と他の1辺」がそれぞれ等しいだけで合同といえる。
直角というボーナス
直角三角形で、直角の対辺(いちばん長い辺)を斜辺(しゃへん)というよ。
2つの三角形がどちらも直角三角形だとわかっているときは、通常の3条件に加えて、次の2つでも合同がいえる。
直角三角形の合同条件:
- 斜辺と1つの鋭角がそれぞれ等しい
- 斜辺と他の1辺がそれぞれ等しい
なぜ2つの情報でよいのか
①は種明かしが簡単だ。直角(90°)はすでに共通、鋭角が1つ等しければ、内角の和180°から残りの角も自動的に等しい。すると「1組の辺(斜辺)とその両端の角」がそろう——実は角辺角の省略形なんだ。
②は少しあざやかで、2つの直角三角形を斜辺どうし……ではなく、等しい辺どうしをぴったり合わせて背中合わせに置くと、全体が二等辺三角形になる(斜辺2本が等しい2辺)。すると底角定理から残りの角の相等が出て、合同に持ちこめる。前ステップの定理が、さっそく次の証明の部品になった。
使いどころ
例:∠B = ∠E = 90°、斜辺 AC = DF、AB = DE のとき——「斜辺と他の1辺がそれぞれ等しい」から △ABC ≡ △DEF。
「直角三角形の」とひとこと断ってから条件名を書くのが約束だよ。垂線を下ろした場面(距離・高さの証明)で、この条件は何度も顔を出す。
れんしゅう
Q1
きほん
直角三角形で、直角の対辺を何という?
Q2
きほん
直角三角形専用の合同条件は、通常の条件のほかにいくつある?
Q3
ふつう
「斜辺と1つの鋭角」で合同がいえる理由は?
Q4
ふつう
∠C = ∠F = 90°、AB = DE(斜辺)、BC = EF のとき使える条件は?
Q5
チャレンジ
「斜辺と他の1辺」の証明で活躍した、前のステップの定理は?
もっと れんしゅう
ボタンを おすと、あたらしい もんだいが でて くるよ。なんかいでも れんしゅう できるよ。
クリア! よく できました!