ステップ N10-2-2

公式による 因数分解

この ページで まなぶ こと

  • 乗法公式を逆向きに使って x²+bx+c 型を因数分解できるようになる

x²+bx+c は「たしてb、かけてc」になる2数をさがして (x+p)(x+q) に。2乗の差 a²−b² は (a+b)(a−b) に。

「たして、かけて」の数さがし

乗法公式を逆から読もう。

\[x^2 + (a + b)x + ab = (x + a)(x + b)\]

つまり x² + bx + c を因数分解するには、たすと b、かけると c になる2つの数を見つければいい。

例1 :x² + 5x + 6

たして5、かけて6になる2数は……2と3。だから

\[x^2 + 5x + 6 = (x + 2)(x + 3)\]

例2 :x² − 7x + 12

かけて +12、たして −7 ——両方マイナスの組だ。−3と−4で決まり。

\[x^2 - 7x + 12 = (x - 3)(x - 4)\]

例3 :x² + 2x − 15

かけて−15だから符号ちがいの組。たして+2になるのは +5 と −3。

\[x^2 + 2x - 15 = (x + 5)(x - 3)\]

さがすコツ:かけて c になる組を先に列挙して、その中からたして b になるものを選ぶ。c = 12 なら (1,12)(2,6)(3,4) の3組(と符号ちがい)だけ調べればいい。

平方の形・2乗の差

例4 :x² + 6x + 9 ——たして6かけて9は「3と3」。同じ数のペアなら平方の形だ。

\[x^2 + 6x + 9 = (x + 3)^2\]

例5 :x² − 25 ——xの項がなく、25 = 5²。2乗の差の公式の出番。

\[x^2 - 25 = (x + 5)(x - 5)\]

仕上げの確認はいつも同じ、展開して戻るか。(x + 5)(x − 3) = x² + 2x − 15 ✓

れんしゅう

Q1 きほん

x² + 7x + 10 = (x + 2)(x + □)。□は?

Q2 きほん

x² − 8x + 15 = (x − 3)(x − □)。□は?

Q3 ふつう

x² + 3x − 10 = (x + 5)(x − □)。□は?

Q4 ふつう

x² − 49 = (x + 7)(x − □)。□は?

Q5 ふつう

x² + 10x + 25 = (x + □)²。□は?

Q6 チャレンジ

2x² + 8x + 6 = 2(x + 1)(x + □)。□は?

もっと れんしゅう

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