ステップ N10-4-4

二次方程式の 文章題

この ページで まなぶ こと

  • 二次方程式を立てて文章題を解けるようになる
  • 2つの解のうち場面に合うものを選べるようになる

立式→解く→場面に照らす、の型は一次方程式と同じ。ただし解が2つ出るので、場面に合わない解を捨てる判断が加わる。

面積の問題

たてが横より3cm短い長方形の紙があり、面積は40cm²。横の長さは?

横を x cmとすると、たては (x − 3) cm。面積の関係から——

\(x(x - 3) = 40\) \(x^2 - 3x - 40 = 0\) \((x - 8)(x + 5) = 0\) \(x = 8 \quad または \quad x = -5\)

ここで一次方程式にはなかった判断が入る。x = −5 は長さとしてありえないから捨てて、答えは横8cm(たて5cm)。検算:8 × 5 = 40 ✓

二次方程式の解は2つ出るのがふつう。数学の解のうち、場面に合うものだけが答え——この「現実に返す」ひと手間を忘れずに。

数の問題

連続する2つの正の整数があり、その積は72。2つの数は?

小さいほうを x とすると——

\[x(x + 1) = 72 \quad \rightarrow \quad x^2 + x - 72 = 0 \quad \rightarrow \quad (x - 8)(x + 9) = 0\]

x = 8 または x = −9。「正の整数」という条件から x = 8。答えは 8と9(8 × 9 = 72 ✓)。

投げ上げの問題

ボールを投げ上げてから x 秒後の高さが y = 30x − 5x²(m)で表されるとき、高さが25mになるのは何秒後?

\[30x - 5x^2 = 25 \quad \rightarrow \quad x^2 - 6x + 5 = 0 \quad \rightarrow \quad (x - 1)(x - 5) = 0\]

x = 1 と x = 5、両方とも意味がある——上がりながら1秒後に25mを通過し、落ちながら5秒後にもう一度25mを通る。解が2つあることが、ちゃんと現実に対応している例だ。捨てるか活かすかは、場面が教えてくれる。

れんしゅう

Q1 きほん

ある正の数xを2乗すると、もとの数の4倍になる。x は?(0以外で)

Q2 きほん

連続する2つの正の整数の積が56のとき、小さいほうの数は?

Q3 ふつう

横がたてより5cm長い長方形の面積が36cm²のとき、たての長さは?

cm

Q4 ふつう

ある正の数に3をたして2乗したら49になった。もとの数は?

Q5 チャレンジ

正方形の1辺を2cmのばしたら、面積がもとより24cm²増えた。もとの1辺は?

cm

もっと れんしゅう

ボタンを おすと、あたらしい もんだいが でて くるよ。なんかいでも れんしゅう できるよ。