ステップ N10-3-3

根号の 加減と 有理化

この ページで まなぶ こと

  • √をふくむ式のたし算・ひき算ができるようになる
  • 分母の有理化ができるようになる

同じ√は文字のようにまとめられる(2√3 + 5√3 = 7√3)。分母の√は、分母分子に同じ√をかけて消す(有理化)。

√は文字のように あつかう

√2を「xのような1つの記号」と見ると、たし算・ひき算は同類項の計算と同じだ。

\[2\sqrt{3} + 5\sqrt{3} = 7\sqrt{3} \qquad (2x + 5x = 7xと同じ形)\]

ちがう√どうしはまとめられない。2√2 + 3√5 はこれ以上簡単にならない——2x + 3y をまとめられないのと同じだ。

例1 :一見ちがう√でも、簡単にすると同類になることがある。

\[\sqrt{12} + \sqrt{27} = 2\sqrt{3} + 3\sqrt{3} = 5\sqrt{3}\]

まず中を軽くしてからまとめるのが手順だよ。

分母の有理化

\[\frac{1}{\sqrt{2}}\]

分母に√があると、値の見当がつけにくいし計算もしづらい。そこで分母と分子に同じ√をかけて、分母から√を追い出す。

\[\frac{1}{\sqrt{2}} = \frac{1 \times \sqrt{2}}{\sqrt{2} \times \sqrt{2}} = \frac{\sqrt{2}}{2}\]

これを有理化(ゆうりか)という。「分母と分子に同じ数をかけてよい」——分数の性質(N5章)がここでも主役だ。

例2

\[\frac{6}{\sqrt{3}} = \frac{6\sqrt{3}}{3} = 2\sqrt{3}\]

有理化すると約分できて、ぐっと軽くなることも多い。

例3 :√2 ≈ 1.414 を知っていれば、1/√2 = √2/2 ≈ 0.707 と暗算できる。有理化は「値を見えるようにする」実用の技でもあるんだ。

れんしゅう

Q1 きほん

3√5 + 4√5 = □√5。□は?

Q2 きほん

8√2 − 3√2 = □√2。□は?

Q3 ふつう

√8 + √18 = □√2。□は?

Q4 ふつう

1/√5 を有理化すると √5/□。□は?

Q5 ふつう

10/√2 を有理化して簡単にすると □√2。□は?

Q6 チャレンジ

√27 − √12 + √3 = □√3。□は?

もっと れんしゅう

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