ステップ G3-7-2

内接四角形と 接線

この ページで まなぶ こと

  • 円に内接する四角形の対角の和が180°であることがわかる
  • 接線と半径の垂直、接線の長さの相等を使えるようになる

内接四角形の向かいあう角の和は180°(円周角の定理から)。接線は接点で半径と垂直、円外の1点から引いた2本の接線の長さは等しい。

円に内接する四角形

4つの頂点がすべて1つの円周上にある四角形を、円に内接する四角形という。

定理:内接四角形の向かいあう角の和は180°

理由は円周角の定理だ。∠Aは弧BCD(Aを含まない側)に対する円周角で、その中心角の半分。∠Cは残りの弧に対する円周角で、その中心角の半分。2つの中心角をあわせると1回転(360°)だから——

\[\angle A + \angle C = \frac{360°}{2} = 180°\]

例1 :内接四角形で∠A = 95°なら、∠C = 180 − 95 = 85°

接線 — 円にそっと触れる直線

円と1点だけを共有する直線を接線(せっせん)、共有点を接点というよ。

  • 接線は、接点を通る半径と垂直(もし垂直でなければ、もっと近い点があって2点で交わってしまう)
  • 円外の1点Pから引ける接線は2本あり、Pから2つの接点までの長さは等しい(直角三角形の合同「斜辺と他の1辺」——OP共通、半径どうし等しい)

例2 :Pから円に引いた接線の接点をA、Bとすると PA = PB。だから△PABはいつでも二等辺三角形だ。

自転車のタイヤと地面、コップのふちと箸——接線は身のまわりにあふれている。「半径と垂直」は、車輪がなめらかに転がれる理由でもあるんだ。

れんしゅう

Q1 きほん

円に内接する四角形で∠B = 110°のとき、∠Dは何度?

°

Q2 きほん

接線と、接点を通る半径のなす角は何度?

°

Q3 ふつう

円外の点Pからの接線で PA = 8cm のとき、もう1本の接線 PB は何cm?

cm

Q4 ふつう

内接四角形の定理の証明に使ったのは?

Q5 チャレンジ

内接四角形の1つの外角は、それととなり合わない内角(対角)に等しい。∠A = 100°のとき、Cにおける外角は何度?

°

もっと れんしゅう

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